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マンダム/本体:リンゴォ・ロードアゲイン★
<キッカリ6秒、時間を戻す能力

アリゾナ砂漠「悪魔の手のひら」にて発現。でっかい腕時計に人型の頭部とコードがくっ付いたようなヴィジョン。スタンドそれ自体は何の力も持たないが、本体:リンゴォの腕時計の秒針を戻す動作に反応し、一瞬のうちにこの世の時間を6秒だけ戻す。6秒という時間は決定されていて、それ以上長くも短くも出来ない。能力の連続使用は不可能で、6秒間のインターバルが必要とされる。なお、秒針を戻す動作は絶対に必要な行為ではなく、「時間を戻す」というイメージが強くなるからやっているだけ。だが、すでに条件反射のように染み付いてしまっているのか、事実上、能力発動の条件となっているようだ。
時間が戻っても、本体:リンゴォとその周辺にいる者(作中では、果樹園内にいる者)だけは戻る前の記憶が残っている。これを巧みに利用すれば、周囲が似たような景色であった場合、意図的に相手に錯覚を起こさせて道に迷わせる事が可能。また、リンゴォから数m以内の近距離にいる者に対しては、記憶の有無や程度をリンゴォがそれぞれ選択できるらしい。最初のジャイロとの撃ち合いの記憶がジョニィ達に残っていないのも、リンゴォに奇襲を掛けようとしたホット・パンツが前と同じ言動を繰り返してしまったのも、この影響である。とは言え、世界の大半の者は時間が戻った事を認識すらしていないので、混乱が起こるような事もない。



キャッチ・ザ・レインボー/本体:ブラックモア★
「雨」を利用して、自在に移動できる能力

本体:ブラックモアの顔に覆い被さるように発現する仮面型スタンド。このスタンドは雨天時限定の能力で、雨が降っていない時では何の力も発揮できない。雨がやめば、発動中の能力も強制的に解除されてしまう。だが、そんな厳しい発動条件ゆえに、能力自体は実に応用力の高いものになっている。
「雨」を使っての移動。これにはいくつかのバリエーションがある。それらを同時に使用する事も、もちろん可能。
まずは、雨粒の固定。触れた雨粒をその場に固定し、それを足場にして移動する。固定された雨粒はブラックモアにとっては足場だが、それ以外の者にとっては見えない危険な罠となる。1粒1粒が鋭利に尖っていて、触れただけで肉に食い込み、切り裂いていくのだ。雨粒を薄く刃状に固定する事も可能。また、傷口を雨粒で塞ぐ事も出来る。ただし、雨粒の「位置」は固定されても「状態」は固定されないので、蒸発もするし凍る事もある。
続いては、雨との一体化。絶え間なく降り注ぐ雨と一体となり、雨の中を流れるように滑走できる。この時、ブラックモアの肉体は液体(に近い状態?)になっているようだ。降る雨の勢いが強いほど、移動スピードも速くなる。作中では嵐の中、馬で疾走するルーシーにも追い付けていた。
そして、雨による肉体分裂。自分の肉体の、雨に打たれた部分をバラバラに切り離す事が出来る。肉片は雨と共に降り注ぎ、互いにくっ付いて融合。切り離した部分も、自分の意思で自由に動かせる。ちなみに、固定した雨粒ででも問題なく切り離せるらしい。



イン・ア・サイレント・ウェイ/本体:サウンドマン★
「音」のエネルギーを実体化する能力

アリゾナ砂漠「悪魔の手のひら」にて発現。砂漠育ちのインディアンである本体:サウンドマンに相応しいヴィジョンの人型スタンド。スタンド自体での攻撃も出来るのかもしれないが、とりあえず作中での明確な描写はない。
このスタンドは、周囲に溢れる「音」のエネルギーを「文字」の形に実体化する。この「音文字」は異常に頑丈で、破壊される事はない。ある程度は空中に漂っているので、それに乗っかる事も出来る。防御シールドや足場として利用可能。ちなみに、作中ではカタカナの「音文字」があったりしたが、あれはあくまでマンガ上の表現であって、実際には部族の言語や英語の「音文字」だったのだろう。
「音文字」を他の物質に閉じ込める事で、この能力は真価を発揮。「音」を込められた物質は擬似的な命が授けられるのか、まるで人間の赤ん坊のような姿に変化して動き出す(「サウンド・ベビー」と仮称)。ハチの巣だろうと砂だろうと「サウンド・ベビー」化するし、同時に複数の「音文字」を閉じ込める事も可能だ。「サウンド・ベビー」は音エネルギーを流し続けており、込められた「音」に見合った物理的効果を与える。例えば、「ザグッ」というモノを切る音に触れると、実際に体が切られる。「メラメラ」という燃える音によって、本当に燃やされる。「音」の効果は絶対で、どんなモノでも切ったり燃やしたり出来る。なお、「サウンド・ベビー」を殺しても僅かの間は「音」を流すが、すでに流れていった「音」は急激に弱まって消滅していくようだ。
「サウンド・ベビー」は動きが鈍く遅い事が弱点。だが、ディエゴ・ブランドーの『スケアリー・モンスター』とのコンビネーションで、「サウンド・ベビー」を恐竜化。俊敏で獰猛な「サウンド・モンスター」へと変化させ、より効果的に「音」を運搬させていた。
音エネルギーは伝導し切った地点で初めて効果が表れるため、通過地点には何の影響も及ぼさない。「音」が最も伝導しやすいのは水中。この時、水中に「音文字」が流れて来る。地上でも地面や他の物質を介して伝わっていく音エネルギーが、透明な水の中だとハッキリと見えるためだ。つまり、この「音文字」に迂闊に触れるとやられてしまうという事。目に見えるから地上より避けやすいが、作中では数で攻めて来た。その上、「音」の威力は交差点で増幅する。耳に聞こえる音だけが全ての音ではないように、目には見えない(見えにくい?)「音」も存在する。見えない「音」同士の交差によって、瞬間的に増幅されたエネルギーが敵を襲うのだ。避け切る事はほぼ不可能。



「両耳」「右腕」の試練/本体:「聖なる遺体」の「両耳部」「右腕部」☆
<ウソツキには「死」を、正直者には「泉」で得た財産を「全て使い切る試練」を与える能力>

ミシガン湖畔に眠る「聖なる遺体」の一部「両耳部」「右腕部」。2つの「遺体」のエネルギーでもって、そこに生える「大木」に守護精霊としての力と役目を授けた。「大木」は「悪魔の手のひら」となり、「遺体」を持つに相応しい者を選別するための試練を与えてくる。試練のルールを伝えるための「番人」もいる。
ミシガン湖畔に湧き出る「泉」に何かを落としてしまった者は、「番人」に「大木」へと誘い込まれ、そこである選択を迫られる事となる。落とし物と、それを高価にした物がどこからともなく現れ、「泉」に落としたのはどちらかと質問されるのだ。もし欲張ってウソをつくと、「大木」から伸びたツタが舌に突き刺さり、内臓ごと引っこ抜かれて殺されてしまう。もし正直に答えると、両方とも貰える。だが、その日の日没までの間に、「泉」で手に入れた落とし物以外の財産を使い切らなくてはならなくなる。使い切る手段は、飲食物なら飲み食い。消耗品なら本来の使用法での消費。それ以外の物は「売買」などの「等価交換」(双方が納得できる契約)に限られる。なお、「売買」をした際の「釣り銭」も、「売買」で手に入れた物から発生する「権利収入」も、使い切る対象に含まれる。
捨てたり、盗まれたり、あげたり、不平等な取り引きをしたりする事はルール違反にあたる。ルール違反を改めないままでいるか、日没までに使い切れなかった場合、その者の肉体はどんどん「木の根」と化し、「大木」の中に「木の実」として取り込まれてしまう。どんなに遠くにいても関係ないし、逃れる事は出来ない。「木の実」化した者は、また新たに「木の実」化する者が何人か現れると、やがて「番人」としての順番が回って来る。そして、さらにもう1人「木の実」化すると、やっと「大木」から解放されるのだ。1人(1組)入れば、1人(1組)出られる。こうやって長い長い年月、多くの人間が順番で「番人」をしてきた。「木の実」化した者と「番人」は、「大木」から解放されるまで肉体の時間が止まっているような状態らしく、歳を取る事も腹が減る事も病気になる事も死ぬ事もない。ただ、「番人」である限り、「大木」から遠く離れる事も出来ない。
「泉」の性質を利用して「両耳部」と「右腕部」を入手した者には、「遺体」を差し出せるか否かの最終試練が与えられる事もあるようだ。作中では、ジョニィが「遺体」か「友人」かの選択を余儀なくされた。もしも「友人」を見捨てて「遺体」を選んだとしたら、恐らくジョニィも「木の実」化させられていたと思われる。「遺体」も含めて日没までに全てを使い切れたなら、この能力は役目を終えて消滅する。「大木」に囚われていた者達も全員、解放される事となる。




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